2023年11月30日に公開された【推しの子】133話「芝居」。
前回の132話でルビーは、旧B小町メンバーであり、アイのことが大嫌いだったという「ニノ」と出会ったことで本物のアイを意識して演技することになります。
前回の話である132話の考察は、下の記事をご覧ください!
アイがどういう人だったのか、中々理解できないルビーに対してニノの気持ちを理解した「有馬かな」がアイを演じるヒントを与えます。
今回はそんな133話までのネタバレを含んで考察してみます。
「推しの子考察」本物を目指すルビーに足りないものは?
ルビーはニノから言われた「本物のアイ」を中々理解できずに悩んでいました。
そのことを有馬かなに相談することになります。
「かな」は、アイの精神性はそう簡単に理解できるものではないと考えていました。
そのためにはルビーがアイと同じような経験、他の仲間たちから妬まれるような経験をしない限り理解できないと考えます。
ルビーとアイの違いとは?
アイ譲りのルックスと、B小町に所属しアイドルとしての天性のセンスを持つことは同じですが、アイとの違いは周りの環境だと思います。
有馬かなとMEMちょという仲間に恵まれたことはアイと正反対であり、結果的に周りから妬まれるアイの気持ちを理解できずにいました。
有馬かなはニノとルビーの気持ちを理解している
有馬かなはニノのことを「愛憎」の人であると言います。
愛憎(あいぞう)愛することと憎むこと。
「推しの子考察」有馬かながルビーに抱いていた気持ち
有馬かなが見せた不器用な優しさ
しかし有馬かなの最後のセリフの「お願いだから消えてよ」という言葉、これは嘘だと思います。
「かな」はニノと違い、ルビーのことを大事な友達と思っていますし、このセリフは132話のニノのセリフを意識したものでしょう。
今まで本心を隠してきたのも、自分を犠牲にしてルビーのために「芝居」をしてまでルビーを助けたのも有馬かなの優しさと言えます。
有馬かなとルビーは仲直りする?
132話でニノは、「アイはニノのことを愛そうとしていた」と言っていました。
ルビーがアイの気持ちを理解できれば、有馬かなの事を愛そうとするはずです。
そして、ルビーは有馬かなの言葉の意図を理解してくれるはずであり、2人が仲直りするのは必然と言えます。
2人が仲直りすることで、ルビーは本当の意味でアイを超えることになると思います。
この展開はアクアの望み通り
「推しの子考察」黒川あかねはルビーの家族!?
ルビーはあかねがアクアと結婚するとは考えていない
ルビーはアクアと「あかね」が付き合っていた頃は、2人は将来結婚してあかねが義理の姉になると考えていました。
ルビー(さりな)は、アクア(ゴロー)と結婚することを本気で考えており、あかねはいわゆるライバルになります。
ルビーにとってのあかねとは?
そもそもこの人物はあかねなのか?
ここまではルビーの思う家族にあかねがいるという前提で話してきました。
しかしこのあかねらしき人物の左目をよくみてみると白い星のようなものが見えます。
もしかしたらこの人物はあかねではなくルビーなのかもしれません。
確かにこの絵の構図ならばあかねよりルビーの方が自然です。
あかねに見えるのは作画ミス
つまりあかねに見えるのは作画ミスの可能性もあります。
真相は単行本化された時にわかると思います。
追記:作画の横槍メンゴ先生が公式Twitterにて、このシーンはトーンの貼り間違いであると言っていました。
あかねに見えるのはやはりルビーのようです。
ルビーにとって有馬かなは親友
まとめ
今回は【推しの子】最新話「芝居」について考察してみました。
有馬かながルビーのために、まさにサブタイトル通りの名芝居を見せてくれましたが、少し悲しすぎる展開になってしまいました。
・今のままではルビーは本物のアイを演じることは出来ない
・有馬かなはニノとルビーの気持ちを理解しており、ルビーに足りないものも分かっている
・ルビーに足りないのはアイの経験
・有馬かなは自分を犠牲にしてルビーにアイの経験をさせた
果たしてルビーは「かな」の芝居に気づいて仲直りできるのか、そしてルビーは本物のアイを演じることが出来るのか、今後の展開が待ちきれません。
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