2023年12月21日に公開された【推しの子】最新話135話「傍」について、気になった点をまとめて考察してみたいと思います。
【推しの子】考察 アクアとルビーのアイへの解釈の違い
前回の134話でルビーは、最強のアイドルと思われていた星野アイも、実は普通の弱い女の子だったということに気づきます。
前回の134話の考察は下の記事をご覧ください!
ルビーにこの事を相談されますが、アイはどんなときにも泣いたりしないと考えていました。
同じくアイのもとで育った兄妹の解釈がなぜ正反対なのか、どちらの解釈が正しいのか、考察してみます。
アクアにとってアイは推しのアイドル
まずアクアはアイのことを母親というより、前世の名残から推しのアイドルとして崇拝しています。
アクアにとってアイは今でも完璧で究極のアイドルだということです。
アクアはアイを今でも一ファン目線で見ており、そんな理想のイメージが邪魔をして、本物のアイを理解できていないような気がします。
ルビーにとってのアイとは?
ルビーはアイ役を演じる中で、星野アイも普通の女の子だったということに気づきます。
結論から言ってしまうと、アイの解釈はルビーのほうが正しいと思います。
第一に、ルビーは実際にアイの役を演じており、同じ経験をしたことはアイを理解する上でとても重要だったと思います。
そしてアクアとの違いは、ルビーにとってアイは「推し」でもありましたが、どちらかというと母親としての思いの方が強かったことです。
アクアと違って、一人の人間としてのアイをより鮮明にイメージできたのはルビーの方だと思います。
【推しの子】考察 五反田監督の有馬かなへの思い
今回の135話で、物語冒頭6話の子役時代、五反田監督が有馬かなにアクアをぶつけた本当の理由がわかりました。
アクアは今でも「天狗になっている有馬にお灸を据えるため」と考えており、子役時代から考えは変わっていないようです。
6話の時点では監督はアクアのこの問いに対して「そんな偉そうなことは考えていない」と答えていました。
監督の親心のような優しさ
しかし、監督の本当の思いはアクアに有馬かなの友達になってほしかったというものでした。
有馬かなは幼少期から演技一筋の人生を過ごしていました。
また、自分の親を始め周りの環境にも恵まれずにいたことを監督はよく知っていました。
そんな有馬かなに、アクアやルビー、MEMちょのような友だちができたことをとても喜んでいました。
その後のオロオロした対応も含めて監督の親心のような優しさがわかる話でした。
【推しの子】考察 有馬かなに死亡フラグ!?
今回の135話で有馬かなに少し不穏な死亡フラグのようなものが立ちました。
監督のセリフに「有馬かなは何があっても、星野ルビーを絶対に守るさ」というものがあります。
このフラグは、監督のセリフがルビーに危機が迫った時、有馬かなが身代わりになるという伏線ではないか?というところからきています。
少なくとも映画の撮影中は無事で確定
現在ルビーは、【推しの子】の黒幕であるカミキヒカルから狙われているような描写がありました。
ルビーが本物のアイを理解し、アイを超えるような演技をすれば再びカミキヒカルが近づいてくるかもしれません。
しかし、物語冒頭のインタビューのシーンで、少なくとも映画の撮影が終わるまではルビーも有馬かなも無事でいることが確定しています。
推しの子6話 有馬かなのインタビューは伏線?
しかし、推しの子6話の有馬かなのインタビューのセリフに「天才だってナイフで刺されればお陀仏」というセリフがありました。
当初このセリフはアイのことを指すセリフだと思われていました。
しかし、物語が進むにつれて次第にあかねの死亡フラグでは?との意見も多くなってきたと思います。
確かに天才といえばアイやあかねが思い浮かびますが、このインタビューでは有馬かなも天才役者として扱われています。
有馬かなの卒業ライブは要注意か
まとめ
今回は【推しの子】最新話135話「傍」について気になった点を考察してみました。
・アクアとルビーではアイの解釈に違いがあり、ルビーのほうがより理解している
・アクアのにとってアイは完璧で究極のアイドル
・五反田監督は有馬かなに親心のようなものを持っていた
・可能性は低いと信じたいが、有馬かなに不穏なフラグがたった!?
今回もなかなか読み応えのある話でしたが、次回はいよいよアイとニノの決別のシーンが見れると思います。
この演技の中で、ルビーが出す答えが本物のアイに最も近いものだと思いますので期待して待ちたいと思います。
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