2024年5月27日にジャンプ+で公開された「深層のラプタ」最新話、第3話「全てが出来ると仮定する」
今回はこの話を読んだ感想と、気になった点をまとめて考察してみます。
🎊\新連載第3回/🎊
『深層のラプタ』第3話「全てが出来ると仮定する」が公開されました🎉まだまだ追いつけるので、未読の方も是非ぜひ読んでみてください✨https://t.co/Tkr124I2cO pic.twitter.com/oBb93zM4K4
— 空空北野田🍲さんじゅう (@oriiiiiiiiiiii) May 26, 2024
「深層のラプタ」ラプタ開発の事業報告
前回の第2話ラストでアリス博士が言っていた「事業報告」が行われます。
ここではラプタ開発の「出資者」たちに開発状況の説明が行われました。
ラプタは人間の心をハッキングすることで、国家を支配できる力を持った事が紹介されました。
ラプタは戦争AIの枠を超えている
単純に敵国の指導者や国民の心をハッキングして洗脳すれば、一発の銃弾も使わずに国を支配することが出来ます。
前回の2話の考察でも触れましたが、やはりラプタは戦争AIとしての枠を超えてしまっている気がします。
ラプタはアリス博士には逆らえない?
出資者の一人が、ケイへの思いが強くなれば離反の可能性もあるのでは?と疑問に思っていました。
しかし、アリス博士は「ラプタを生かすも殺すも私の自由」と言います。
いくら強力な力を持ったAIといえど、管理者であるアリス博士の絶対命令には逆らえないと言います。
アリス博士の「絶対命令」とは?
アリス博士が言っていた「絶対命令」とは「絶対」という言葉が示すように、いざとなればラプタを強制的に動かすコマンドのようなものだと思います。
絶対命令で動くラプタは普通のAIと変わらないのでは?
ここでふと疑問に思ったのですが、アリス博士の意思による命令で強制的に動くようになれば、vそれは一般的なAIと変わらないのではないでしょうか?
ラプタの心をハッキングする能力は、自身に人間と同じ心があると仮定した為身についたものでした。
アリス博士がラプタの意思に介入してしまえば、ラプタは本来の力を発揮できないような気がします。
「深層のラプタ」アリス博士と出資者たちの関係
第3話で行われた事業報告では「出資者」達が、アリス博士を常に上から見下ろす構図になっていたのが気になりました。
出資者達は言葉通りラプタ計画に出資している為、立場は当然アリス博士より上になります。
しかし、最後には出資者の靴が口の位置にあることからも、少し異常なほどの上下関係があるように感じました。
また、「失態を犯せばもう一度、給仕服を着ることになるぞ」というセリフからも、過去になにかがあったことは明らかです。
アリス博士には別の目的がある?
報告後はイラついた様子で「ラプタ、お前なら必ず・・・」と言っていました。
このセリフは単純に考えれば、ラプタの計画を成功させて出資者たちを満足させるという風に聞こえます。
しかし出資者たちとの過去や、イラついた様子から、アリス博士には何か別の目的があるようにも思えます。
ラプタを使って反旗をひるがえす?
アリス博士と出資者たちとの間にどのような過去があったのかわわかりません。
しかし、よく思っていないことは確実であり、もしかするとラプタを使って反旗を翻そうとしているのかもしれません。
ケイの父親が登場
今回の第3話でケイの父親「富嶽ジョウ」が登場しました。
現在は海上自衛隊の幹部として働いているようです。
1話の時点で登場だけはしていましたが、プロフィールまでは明かされていませんでした。
サイド・ウォーには秘密がある?
ジョウは息子のケイが「サイド・ウォー」をプレイしているのを見て少し複雑そうな反応をしていました。
サイド・ウォーが「戦争のゲームだから」という理由ではないようです。
そしてラプタも「ケイの父親は自衛隊の幹部だからこのゲームがどういうものなのかを知っている」と言っています。
このやり取りからも、サイド・ウォーにはなにか重大な秘密がありそうです。
ケイの父親はサイド・ウォー開発に関わっている
深層のラプタ第3話で、ケイの父親がサイド・ウォーの開発に関わっている事がわかりました。
戦争映画やゲームの開発に軍が協力することは現実世界でもあることですが、この漫画に関してはかなり不穏な予感がします。
開発者だから知っている秘密とは?
サイド・ウォーがどういうジャンルのゲームであるかは誰が見てもわかります。
つまり、ラプタのセリフからサイド・ウォーには自衛隊の幹部など、開発者にしかわからない秘密があるということになります。
ケイがサイド・ウォーがかなりリアルに作られていると喜んでいるのを横目に、ケイの父親は複雑そうな表情をしていました。
ラプタと同じく戦争に使用するためか?
ここからも、サイド・ウォーに隠された秘密はかなり暗い内容であることがわかります。
現時点では情報が少なく、サイド・ウォーがどのような目的で作られたのか正確にはわかりません。
しかし、ケイの父親の反応や、異常にリアルに作られている点からもラプタと同じく、将来の戦争の役に立てるために作られている可能性が高いと思います。
ケイの父親はラプタの事を知っている?
ケイの父親はサイド・ウォーの開発に関わっていることや、ラプタに心を読まれた時の反応などから、ラプタの事を知っている可能性が高いと思います。
おそらくラプタが他人の心にアクセスできる様になったことを聞き、この体験が引っかかったのではないでしょうか?
まとめ
今回は、深層のラプタ最新話第3話「全てが出来ると仮定する」を読んだ感想と、気になった点をまとめて考察してみました。
アリス博士と出資者たち、ケイの父親とサイドウォーの関係などかなり情報量が多い話となりました。
まだまだ始まったばかりの深層のラプタですが、すでにかなり不穏な予感がしています。
今後の展開から目が離せません。
コメント