2026年2月12日に公開されたキングダム最新話866話「諸刃の剣」。
今回はこの話を読んだ感想と考察をまとめてみます。
前回の話はこちらから!
明らかになった李牧の戦術
話は奈烙・李寿の中央、そして辛勝の戦場から始まります。
前回の話でも倉央が言っていたように、司馬尚軍は李牧の策のもと、全体的にあえて手を抜いて戦っていることを辛勝が説明してくれます。
李牧の作戦は司馬尚軍に、北部の軍が南下してくるまで時間を稼がせ、戦力差がついたところで一気に片をつけるというものでした。
やはり辛勝と李寿は軍師タイプの武将
今回の866話を読んで、王翦軍新五将の役割がなんとなく見えてきました。
その中でもやはり、辛勝と李寿が軍師タイプだという事がはっきりします。
特に辛勝は規模の大きな戦いに強く、全体を見渡せる力があるように感じました。
そして辛勝からも鋭いと評される李寿は中距離に強いとされ、
おそらく今回のように複数の戦場を巻き込む大局を読むよりも、その場その場の局面を読む力に長けているタイプなのでしょう。
諸刃の剣となる李牧の作戦
今回の李牧の作戦は、まさにタイトル通り「諸刃の剣」である事を辛勝が説明してくれます。
この作戦では、いくら司馬尚軍といえど北部の軍が来なければ立て直しが効かなくなるというものです。
おそらく李牧は、万が一北部軍が来ない場合を想定し、もっとも強力な司馬尚軍を配置したとは思いますが、
それでも一方的に押し込まれた状態から王翦を相手にするのは、司馬尚といえど難しい気がします。
奇しくも北部を任された王賁
そして北部を担当する秦の将は王賁です。
辛勝が「奇しくも」と言っている事から、さすがに王翦も李牧の動きを完全に読んで王賁を配置したわけではないでしょう。
あくまで偶然この大役を引き受ける形になりましたが、あまりにも運命的な巡り合わせに感じます。
趙北部軍の将軍「霊咒公(れいじゅこう)」
そんな王賁を迎え撃つ敵将の名は霊咒公(れいじゅこう)。
彼は趙の将軍ではなく、趙北部に存在する小国「代」の第一将のようです。
そして王賁によると、趙北部には他にも小国がいくつもあり、それらの兵も参戦している可能性が高いとの事です。
確かに普通に考えれば、秦との防波堤となる趙が滅びれば次は自分たちの番です。
そして李牧がこの小国の軍に勝つ事が前提となる、大きな役目を与えているのも気になります。
李牧は元々趙北部の出で、匈奴との戦いで結果を残し、今の地位に上り詰めました。
李牧にとっては趙北部はホームであり、当然周りの小国の情報も十分掴んでいるはずです。
もしかすると、かつて匈奴との戦いで共闘した事があったりと、霊咒公などの実力をかなり評価しているのかもしれません。
次回、王賁対霊咒公
中央戦線の勝敗が北部にかかっている以上、しばらくは王賁の戦場が描かれる流れになりそうです。
趙北部軍の持つ兵力は秦側の想定を大きく上回っていました。
しかし、この戦いは王賁が北部で勝てるかどうかにかかっているとも言えます。
ただ王賁は事前に準備を進めており、少なくとも戦術の読みでは勝っているように見えます。
しかし、この圧倒的な兵力差をどう埋めるのか。次回以降の王賁の采配に注目です。
そしてこの戦いは、王翦と王賁の因縁にもある程度の決着をつけるものになりそうな気がします。
王翦はどこか王賁を信用し切っていません。
かつて蒙恬をスカウトしようとした際にも、「先に王賁を入れるべきでは」と言われていました。
番呉の戦いで大敗し多くの将軍を失った後でも、王賁を加える事はありませんでした。
もちろん王賁自身も断るでしょうが…。
今回奇しくも王翦の命運を握るのがその王賁です。
思えば、前回一気に中央軍を動かして攻勢に出たのも、
王賁が止められないと仮定して、北部軍が駆けつける前に、一気に片をつけるためだったのかもしれません。
この戦いは、李牧だけでなく王翦、王賁にとっても「諸刃の剣」と言えそうです。
王賁にとっては王翦を見返す大きなチャンスであり、
この戦いを通してギクシャクした2人の関係にも何らかの変化が生まれそうです。
キングダム866話感想・考察まとめ
今回はキングダム最新話866話「諸刃の剣」を読んだ感想をまとめてみました。
李牧、王翦にとって「諸刃の剣」となる作戦。
そして次回以降の王賁の活躍と、霊咒公など小国の実力と気になる事が山積みですが、楽しみに待ちたいと思います。
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