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ハルカゼマウンド7話「クラッチヒッター」感想|明かされる菊永の実力

ハルカゼマウンド7話感想 漫画考察

2025年7月28日に公開された『ハルカゼマウンド』第7話「クラッチヒッター」を読みました。

今回は、ヒナ高逆転の立役者となった菊永の実力、そして紫泉學舎の“真のエース”八乙女の登場など、試合の転機とも言える回でした。以下、気になった点を感想・考察としてまとめていきます。

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ハルカゼマウンド7話|ついに明かされる菊永の実力

若守によれば、菊永はこれまでの打席でど真ん中の甘い球を“わざと見逃していた”とのこと。
普通なら「もったいない」と思う場面ですし、若守は「いいバッターとは、厳しい球を捨て、甘い球を確実に仕留めるもの」と語ります。

素人目にも若守の言っていることがど正論のように聞こえますが、菊永の基準はやや異質で、「好みの子を決して逃さない」といった独特の価値観を持っています。

…いや、なんとなく言いたいことはわかるんですが、甘い球は普通打ってくれよ!と思ってしまいますよね(笑)

佐久間 vs 菊永──“好みの子”へのフルスイング

これまで佐久間の投球をすべて見送っていた菊永ですが、これは単なる見逃しではなく“選別”だったことが明かされます。

そして迎えた勝負の瞬間──佐久間の会心の一球を「ようやく好みの子が来てくれたね」と笑いながらスリーランホームラン。
完全に流れを引き寄せ、ヒナ高は逆転に成功します。

伊吹は彼の打撃を「難しい球を簡単に打つ」と表現し、「見せ場での嗅覚はえげつない」と称賛していました。

観客が増えてきたタイミングで最大の結果を出すあたり、菊永の「ファンがいるから輝ける」という持論も、まさに実証された形です。

菊永が名門に行けなかった理由?

菊永の実力は誰の目にも明らかですが、それでも強豪校に行かなかった、もしくは行けなかった理由がなんとなくわかった気がしました。

その理由として考えられるのは、ハルカゼマウンドのテーマの一つである現代野球の“効率性”“チーム戦術”を重視する傾向です。

菊永のように、試合を派手に演出する一方でチームの指示やセオリーに従わないタイプは、扱いづらいと思われていたのかもしれません。

それでも伊吹は「菊永はヒナ高の切り札になりうる」と確信しています。
個性の強いメンバーが集まるヒナ高において、菊永のような“型破り”な存在こそが必要なのかもしれません。

凪春・若守・漆原──個性派のチーム力

これまでに明かされたメンバーの特徴だけでも、ヒナ高は非常にバランスの良い布陣になっています。

  • 読めない投手・凪春
  • 自分の“好みの球”しか打たない天才・菊永
  • 守備忍者・漆原
  • 堅実な守備と正確な打撃・若守
  • そして、それらを統率する伊吹

一見バラバラですが、それぞれの強みを活かすスタイルは、まさに“型にはまらないチーム”の理想形なのかもしれません。

そしてまだまだ能力の明かされていない選手もいます。

次回以降は紫泉學舎の本格的な反撃が始まると思いますが、そこでの見せ場に注目です。

紫泉學舎の真のエース・八乙女が登場

そして今回、物語後半で登場したのが、紫泉學舎の3年生・八乙女。

これまで“アタルの付き人”的に描かれていた彼ですが、実は紫泉の真のエースであり、伊吹も「追加点は厳しい」と警戒する実力者。

当然、甲子園に出場するような学校の3年エースが“モブ”なわけがなく、佐久間に続いて本物の“エース登板”に、ヒナ高はここから得点を奪うのが一層難しくなりそうです。

ハルカゼマウンド7話|再び、凪春 vs アタル──勝負の行方は?

八乙女の登場で追加点が厳しい中、ヒナ高に残された道は「この1点差を守り切る」こと。
そしてその重責を担うのが、凪春です。

前話で明かされた伊吹の作戦──“打たせて取る”戦法──を見破ったアタルに対し、凪春はどんな変化を見せるのか?
そして、まだ見せていない“隠し球”は炸裂するのか?

試合は終盤へ。
次回は凪春vsアタルの再戦を中心に、緊張感のある展開が期待されます。

ハルカゼマウンド7話感想まとめ

今回の第7話は、菊永の覚醒と逆転劇、そして八乙女の登場により、一気に緊張感が高まる回となりました。

個性派揃いのヒナ高が、強豪・紫泉學舎の本気にどう立ち向かうのか。
そして凪春とアタルの再戦の中で、“隠し球”がどんな一手を見せてくれるのか。

次回も目が離せない展開になりそうです。

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