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ハルカゼマウンド第4話「部活始動日」感想・考察ついにチームが揃う

漫画考察

2025年7月7日に公開された『ハルカゼマウンド』第4話「部活始動日」を読みました。

ついにヒナ高(雛桜高校)野球部が本格始動し、新たな部員たちの姿も明かされました。


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◆ 名門・鳳実高校の蒼風はやはり“別格”

一方、弟の蒼風は名門「鳳実高校」へ進学。
今回の話では、彼が1軍クラスの相手にストレートのみで立ち向かうという圧巻の場面も描かれます。

正直、「名門に進んだら今までのようにはいかないかも?」と考えていましたが全く心配はいりませんでした。
この世代が“黄金世代”と呼ばれる理由が伝わってきます。

そして、蒼風レベルがまだ全国にいると考えるとワクワクしてきます。


◆ 雛桜高校の野球部がついに始動!

凪春の入学によって、いよいよ雛桜高校野球部が始動します。
この年から男女共学となったこともあり、野球部は“1年生のみ”で構成されることになりそうです。

そして、残りの新入部員たち5人の姿も明らかになります。


◆ 菊永 里美(きくなが・さとみ)

長身・ナルシスト気質で、女子のファンを引き連れる華やかなキャラ。
「ファンがいるから僕は輝ける」という台詞が印象的です。
一見ふざけているように見えますが、今後のキーマンになりそうな雰囲気を感じさせます。


◆ 柳 堅護(やなぎ・けんご)

ストイックで生真面目な性格の堅物。
名前通り“堅守”が持ち味になるキャラかもしれません。
人助けもいとわず、黙々と努力を続けるタイプに見えます。


◆ 水瀬 いろは(みなせ・いろは)

詳しい描写はまだ少ないものの、見た目からして“何かヤバそう”な雰囲気をまとったキャラ。
伊吹が声をかけた以上、何かしらの特技を持っているはず。
こういうタイプが実は一番の逸材──という展開も期待してしまいます。


◆ 植草 英治(うえくさ・えいじ)

運動能力が高く、プレー面での活躍が期待されるタイプ。


◆ 菜種 咲(なたね・さく)

成績優秀で頭脳派。伊吹の右腕として、戦術や分析でチームを支える存在になるかもしれません。

この2人は自主的に入部したメンバーで、まだスポットは少ないながら、伊吹が“戦力”と認めた存在です。


◆ 顧問は校長先生!でも実質監督は…

野球部の顧問には、雛桜高校の校長先生が就任。
大の高校野球ファンなだけに意気込みは十分ですが、戦術面は伊吹が握っている様子。

名目上は顧問、実質はキャプテン伊吹が監督──という体制になるのかもしれません。


◆ 伊吹のモノローグから見える“訳あり”メンバーたち

「エリートコースを外れたやつ」「チームに馴染めなかったやつ」
「自分を変えたいやつ」「逆に自分を貫きたいやつ」──

部活始動時の伊吹のこのセリフは、今いるメンバーそれぞれの背景を示唆しているようにも思えました。

▶︎エリートコースを外れたやつ:菊永・若守・伊吹?

菊永は、かつてどこかの強豪チームに所属していた雰囲気を感じます。
強い自己主張や“見られる意識”の高さは、どこかで一度は脚光を浴びた経験があるからこそかもしれません。

若守も、前話で高い実力を見せつつも、その徹底的な合理主義やプライドの高さが問題になっていそうです。

このように、どちらも“逸材”ではあるものの、何らかの理由でエリートルートから外れてしまったと考えると腑に落ちます。

そして伊吹自身もまた、かつてU-12代表キャプテンだった過去を持ちながら、大怪我でルートを外れてしまった“元エリート”。

ここでの伊吹のセリフは、まるで自分に言い聞かせているようにも見えました。


▸ チームに馴染めなかったやつ:柳?

柳のストイックすぎる性格や、生真面目な一面は、「いいやつだけど付き合いにくい」タイプかもしれません。

過去のチームでも、周囲とのギャップに悩んでいたのかもしれません。

性格で言えば、若守や菊永もここにも当てはまりそうではあります。


▸ 自分を変えたいやつ:水瀬・帆高?

水瀬は、“何かを背負っていそう”な雰囲気のあるキャラ。
これまでとは違う自分になりたい、変わりたい──そう思って野球部に入ってきた可能性はありそうです。

帆高に関しては一見何も悪いところは見えませんが、このセリフと重なるように描かれている事からも、自分を変えたいと思うほどの暗い過去があるのかもしれません。

▸ 自分を貫きたいやつ:漆原?

漆原は明るく少し楽天的?な性格でしたが、それゆえにうまくいかなかったのかもしれません。
しかし、ヒナ高野球部ではそんな性格も個性として受け入れてくれるという期待からでしょうか?


◆ 黄金世代と、伊吹の覚悟

凪春や蒼風の世代は、U-15代表の活躍によって“黄金世代”と呼ばれています。

かつてU-12代表のキャプテンだった伊吹。
身長の壁、大ケガといった挫折を経ながらも、彼は野球への情熱を絶やさず、知識と戦略を磨き続けてきました。

この回では、そんな伊吹の過去と、ヒナ高での再挑戦に懸ける覚悟が描かれていたのが印象的でした。


◆ 次週、早くも“絶対に負けられない戦い”へ

そして次回、なんと強豪校との練習試合が決定!

伊吹の“コネ”により、対戦相手は甲子園に何度も出場する「紫泉學舎大附属高校」に決定。
まさかここで、いきなり甲子園レベルとぶつかるとは驚きです。

この試合に勝てば、ヒナ高の名前は一気に広まることに。
しかし、逆に内容次第では「やっぱり無名校は相手にならない」と判断され、今後の練習試合が組めなくなる可能性もある。

つまりこれは、部の命運を左右する“最初の正念場”。
立ち上げたばかりのチームにとっては、いささか重すぎるカードかもしれませんが──
そもそも伊吹の計画は最初からこれでした。
この状況でどう戦うのか、それぞれのキャラがどう動くのか、今から楽しみでなりません。


◆ まとめ:始動した野球部と、次なる試練

今回の第4話は、かなり情報量が多く、物語が一気に加速した回となりました。

  • 蒼風の衝撃的な強さ
  • ついに始動したヒナ高野球部
  • 個性豊かな新入部員たちの登場
  • そして次回、全国レベルの強豪との初陣──

展開のスピード感には正直驚いていますが、そのぶん熱量もしっかり感じさせてくれるのが『ハルカゼマウンド』の魅力。

次回からの“実戦フェーズ”に向けて、ますます目が離せなくなってきました。
来週も楽しみに待ちたいと思います!


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