2026年3月5日に公開されたキングダム最新話868話「代の教訓」。
今回はこの話を読んだ感想と考察をまとめてみます。
前回の話はこちら
▶︎キングダム867話「因縁の北部」感想・考察
▶︎キングダム866話「諸刃の策」感想・考察
キングダム868話「代の教訓」あらすじ要点
- 壁が危険を顧みず先頭に立ち、中央戦線が想定以上に踏ん張る
- 霊咒公が小国「代」の歴史から得た教訓を語り、戦術の芯が判明
- 王賁の奇襲策は想定されており、亜花錦が伏兵に遭う
- それでも戦局は未確定で、勝敗の鍵は「中央(壁)×関常」に移る可能性
先頭に立つ壁という将軍|凡将だからこそ前に出る覚悟
前回867話での王賁の作戦により、壁は危険を顧みず先頭に立ちます。
壁は自分の立ち位置をよく理解しており、信や蒙武のような圧倒的な武の力で軍を引っ張る将ではありません。
言い方は悪いですが、武の力だけで見れば決して突出した将軍ではない。
それでも壁がここまで秦軍の将として上り詰めることができた理由の一つは、自ら先頭に立つ覚悟にあるのだと思います。
強いから前に出るのではなく、あくまで自分は他の傑物とは違う凡将である事を理解した上で前に出る。
その覚悟こそが、一般兵たちを惹きつける壁の魅力なのかもしれません。
霊咒公が語る「代の教訓」|小国が生き残るための戦術哲学
前回までは王賁の作戦が描かれた、いわば「王賁のターン」でした。
しかし今回は霊咒公の視点が描かれます。
霊咒公は、小国「代」の歴史について語ります。
代は約200年前、王を謀略によって暗殺されるという事件を経験しました。
その出来事以降、代はこの戦国時代を小国として生き残るために、「常に最悪の事態に備える」という教訓を得ます。
そしてこの教訓こそが、そのまま霊咒公の戦術哲学になっているようです。
王賁の策は想定されていた|「最悪」を前提に備えた霊咒公
今回の王賁の作戦は、
- 中央で壁を囮にする
- 亜花錦が本陣を奇襲する
というものでした。
しかし、亜花錦は途中で違和感を覚えます。
「あまりにも上手くいきすぎている」
そしてその予感は的中し、霊咒公は王賁の作戦を想定し、事前に備えていました。
これは裏を返せば、王賁の策は霊咒公にとって想定しうる最悪の事態だったということです。
つまり、作戦自体が間違っていたわけではありません。
むしろ王賁の策は、霊咒公が警戒せざるを得ないほど現実的で鋭いものだったとも言えます。
【戦況整理】勝敗の鍵は中央の壁と関常?|王賁が動けない現実
ここまでの戦況を整理すると、
- 中央:壁が想定以上の踏ん張りを見せている
- 左翼:王賁が趙の増援を食い止めている
- 主攻:亜花錦が霊咒公の本陣を奇襲するも伏兵に遭遇
という状況です。
王賁は現在、左翼で趙の増援を食い止めているため、大きな動きはできないはずです。
そして主攻である亜花錦の奇襲も、現状ではかなり厳しい状況に見えます。
となると残るのは、中央の壁軍と関常です。
そもそも王賁が壁に援軍を依頼した際の建前は、壁が主攻となり霊咒公を討ち取るというものでした。
もちろん実際には、壁は囮として利用されている側面があります。
しかし壁本人は、その役割を信じて戦っています。
そして実際、壁は王賁たちの想定以上の働きを見せています。
もしこのまま壁軍が踏ん張り続ければ、本来は囮だった中央が、結果的に本当の主攻になってしまう可能性もあるのかもしれません。
王賁は壁を見下していた?|865話「晏戒→倉央」構図の再来か
ここで少し気になるのが、王賁の壁に対する評価です。
今回の作戦を見る限り、王賁は壁を主役として扱っているようで、実際には囮として利用しています。
つまり言い方は悪いですが、王賁は壁を明らかに見下しており、駒として扱っているようにも見えます。
そしてキングダムでは、直近でも似た構図が描かれていました。
865話では、晏戒が旧王翦軍を見下していましたが、結果的に旧王翦軍の倉央によって救われる展開になりました。
▶︎キングダム865話「無国籍地帯の王」感想・考察
もしこの構図が今回も繰り返されるとすれば、王賁が見下していた壁に救われるという展開もあり得ます。
実際、壁はすでに王賁たちの想定以上の働きを見せています。
もしこのまま中央戦線で壁軍が踏ん張り続ければ、本来は囮だったはずの壁が、結果的に戦局を動かす存在になる可能性もあるのではないでしょうか。
キングダム868話 感想・考察まとめ|「代の教訓」と壁の上振れが戦局を動かす
- 壁は凡将と自覚した上で先頭に立つ。そこが最大の強み
- 霊咒公は「常に最悪に備える」教訓を戦術哲学にしている
- 王賁の奇襲策は読まれたが、戦況はまだ決していない
- 鍵を握るのは、王賁でも亜花錦でもなく、中央で踏ん張る壁軍の可能性
次回、玉鳳隊はこの状況をどう切り抜けるのか。
今後の展開から目が離せません。
キングダム関連記事まとめ

コメント