みなさんお久しぶりです。
ここ数ヶ月、仕事が忙しくなかなかキングダムの感想記事を書けていませんでしたが、少し落ち着いてきたので、ぼちぼち再開していこうと思います。
2026年2月5日に公開された865話「無国籍地帯の王」。
今回はこの話を読んだ感想と考察をまとめてみます。
前回ラスト、弓兄弟VS中華十弓「青華雲」の戦いが決着し、物語はいよいよ王翦vs司馬尚という本命カードの戦場へと移りました。
王翦にとって司馬尚は、番呉の戦いで大敗を喫した因縁の相手。
亜光をはじめ、多くの側近を討ち取られた過去もあり、王翦にとっては弔い合戦ともいえます。
ついに動き出した新生王翦軍“五将”
王翦はまず元韓の兵を前線に投入し、趙軍を消耗させます。
以前、王翦は元韓人を死なせていい軍と言っており、人命を軽視した作戦を立てるのでは?と予想していましたがその通りとなりました。
その後、満を持して突撃させたのが、
- 第一将・奈烙(ならく)
- 第二将・晏戒(あんかい)
845話「閼与の軍勢」で初登場した、新生王翦軍“五将”のうちの二人です。
845話では、
- 第三将・辛勝(しんしょう)
- 第五将・李寿(りじゅ)
この二人に作戦立案を任せ、残る三将には練兵を命じていました。
この流れを見る限り、
辛勝&李寿=軍師タイプ
奈烙&晏戒=武闘派の前線突破型
という役割かと思います。
今回出陣した奈烙と晏戒は、まさに“武闘派枠”と言えそうです。
晏戒の過去――「無国籍地帯の王」
今回明かされた晏戒の過去も印象的でした。
晏戒は七国の管理が行き届かない無国籍地帯で、
力ずくで勢力をまとめ上げ、その覇者となった人物。
その戦いの腕を王翦に買われ、スカウトされたようです。
組織で育った将というより、荒野から這い上がってきたタイプ。
この生い立ちは、どことなく桓騎を思わせます。
大丈夫か?晏戒…
カン・サロ軍と激突した晏戒。
戦いぶりはさすが「元無国籍地帯の王」といったところで、局所的には大きくカン・サロを押し込んでいました。
部下たちが晏戒の戦いぶりを褒める中、王翦だけは沈黙。
ここ、地味ですがかなり意味深です。
さらに晏戒は、かつての王翦の側近だった亜光や麻鉱を見下すような発言まで口にします。
正直この時点で、「あ、これ死亡フラグだな…」と思った人も多かったのではないでしょうか?
案の定、ここまでの優勢はカン・サロの誘導であり、晏戒は一転して窮地に立たされてしまいました。
倉央の援軍
窮地に立たされた晏戒のもとへ、倉央が援軍として駆けつけます。
倉央と糸凌は、かつて戦ったカン・サロ軍の“違和感”にすでに気づいていました。
結果的に晏戒は助かりましたが、
さきほど馬鹿にしていた元王翦軍幹部に命を救われるという、なかなかの小物ムーブ。
晏戒は無国籍地帯の王として局地戦は数多く経験してきたのでしょうが、
この規模の大戦は初めてです。
対して倉央は、番呉の戦いを生き延びた歴戦の将であり、王翦の戦術を最も理解している将と言えます。
この場面では明らかに“大戦慣れ”の差が出ていました。
正直ここは、「王翦、意外と人を見る目ないんじゃ…?」と思ってしまいました(笑)
それでも王翦は、なぜ晏戒を第二将にしたのか?
ここで気になるのが、
なぜ王翦は晏戒を第二将に据えたのか?
今回の話を見る限りでは、倉央の方が遥かに優秀に見えます。
番呉の戦いを生き残った倉央を差し置いて晏戒が第二将。
これは単なる戦力評価ではなく、王翦なりの思惑がありそうです。
晏戒は王翦が認めるほどの戦の才能を持っているのか。
それとも今回は単純に相手が悪かったのか。
あるいは、大戦経験の差が露呈しただけなのか。
このあたりは、次回以降の動き次第でしょう。
次回、司馬尚が動く!
そしてラストでは、ついに司馬尚が動き出します。
王翦も迎え撃つ準備を急いでおり、ここから一気に展開が進みそうな予感です。
まとめ
今回は新生王翦軍・晏戒にスポットが当たった回でしたが、正直出だしは少し不安の残る内容でした。
「これが第二将で大丈夫なのか…?」
と思ったのが率直な感想です。
とはいえ、王翦が認めるだけの戦の才能があるのは確か。
次回以降の挽回と、見下していた旧王翦軍の将たちを見直す展開が来るのか。
そのあたりも含めて、続きが楽しみな一話でした。



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