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キングダム昌平君の「三つの柱」残り一つは大増税か?

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キングダム
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2024年6月26日に公開された「キングダム」最新話801話「二つ目の柱」

今回はこの話を読んだ感想と、気になった点を考察してみます。

昌平君が導き出した、秦が再び中華統一野道に戻るための戦争改革「三つの柱」

その一つ目は「秦国民全員の戸籍作り」でしたが、今回の801話では「二つ目の柱」が明かされます。

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戸籍作りは「強制徴兵令」のため

昌平君が掲げた「三つの柱」のうち、一つ目は「秦国民全員の戸籍作り」でした。

昌平君がいう戸籍作りの理由は、朝廷が把握していない辺境の地に住む人々を把握し、強制的に徴兵することで失った兵力を取り戻すためでした。

ほぼ前回の記事で予想した通りになりましたが、強制徴兵令は二つ目の柱として出すと考えていたので、そこは予想が外れた感じです。

二つ目の柱は「軍の編成改革」

李牧を相手に桓騎は戦死し、王翦も大敗したことで更迭を余儀なくされるため、大将軍が二人もいなくなってしまいます。

そこで、李信蒙恬王賁の3人を、大将軍の一歩手前まで昇格させ、それぞれの軍を大幅に増強させることにしました。

それに伴い、飛信隊では羌瘣が将軍に任命されることになり、楽華と玉鳳も副官たちが将軍に昇格することになりました。

「騰軍」と「飛信隊」連合軍で韓攻略へ

李信・蒙恬・王賁の昇格の目的は、敗れた二人の六将の代わりに、中華統一戦争のより重大な役を任せるためのものでした。

そして、その第一弾として飛信隊が六将「騰」と連合軍を組み、韓を攻略することが決まりました。

以前「韓非子」を秦国に連れてくる際、騰と信が韓王都を偵察しており、韓を攻めるならこの二人である事はわかっていました。

また、前回の記事で韓攻略は予想していましたが、「それは柱・改革というより戦争そのものでは?」と考えていました。

しかし、あくまで韓攻略というのは「軍の編成改革」に伴う軍事作戦の一つであり、昌平君の柱の一つではない事がわかりました。

秦・魏同盟は予定通り消失

前回の話では、秦・魏同盟がもうすぐ消失することが問題視されていたため、同盟の延長なども考えられると予想していました。

また、韓を攻めるときは、趙と魏が援軍を送ると李牧が言っていましたし、韓を攻めるなら同盟の延長はかなり有効なはずです。

しかし、今回の話で楽華と玉鳳が趙と魏からの援軍を阻止する役目を与えられたため、同盟延長は考えていないことがわかりました。

改めて考えてみても、現在の秦と同名を結ぶような国はあるとは思えません。

昌平君の三つ目の柱は何?

ここからは今回の本題である、昌平君の考える三つの柱の最後を考察してみます。

一つ目の柱は「戸籍作成」、二つ目の柱は「軍の編成改革」でしたが、三つ目の柱は一体なんでしょうか?

前回の記事では、以下の候補を予想していました。

  • ①韓の攻略
  • ②強制徴兵令
  • ③戦争のための増税
  • ④秦・魏同盟の延長
  • ⑤空いた六将の任命

そして、今回の801話で、①、②、⑤は実行される事になり、④は作戦から考えるとありえない事になります。

秦の問題は財政面

二つの柱により、秦が抱えている問題の一つ兵力の問題は解決される事になりました。

残る問題は戦争の資金や兵糧の問題であり、これを解決する為の策が三つ目の柱だと思います。

つまり、上記の候補の中では戸籍作成に伴って大幅な増税を行うような改革ではないでしょうか?

強制徴兵令の話が出た時、昌文君は国民の反発を気にしていました。

しかし、嬴政は国民から恨みを持たれる事も覚悟の上だと言います。

また、昌平君も「強制徴兵令」の件で、「秦人一丸となって取り組まなければいけない」と言っています。

三つ目の柱が、秦国民が一丸となって取り組んで行う財政改革であるとすれば、増税が一番可能性がありそうです。

また、嬴政にとっては中華統一が最優先であるため、国民に恨まれるような増税を行う事もいとわないと思います。

まとめ

今回は、キングダム最新話801話を読んで、前回に引き続き昌平君の「三つの柱」について考察してみました。

飛信隊が六万もの軍に増強されることになりましたが、戸籍作りの効果で信のように埋もれている才能のある人物が入隊する激アツ展開もあるかもしれません。

そして、残る一つの柱とはなんなのか?おそらくは財政問題を解決する為の策だと思います。

個人的には、国民に相当な負担を強いる増税だと予想しますが、果たしてどうなるでしょうか?

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