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ハルカゼマウンド第6話「打たせられている」感想|伊吹の作戦が巧妙

漫画考察

ハルカゼマウンド第6話「打たせられている」感想・考察|伊吹の作戦が判明!ヒナ高反撃なるか?

2025年7月21日に公開された『ハルカゼマウンド』第6話「打たせられている」を読みました。

今回描かれたのは、タイトルの通り“打たせる”ことを前提とした、伊吹の巧妙な作戦。

その意図と成果、さらに次回以降への伏線も多く盛り込まれた濃密な1話でした。

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ハルカゼマウンド6話|圧倒的な紫泉學舎の実力

先制を許したヒナ高でしたが、凪春が落ち着きを取り戻し、なんとか踏ん張って守備に繋ぎます。

しかし、攻撃では紫泉の優秀な投手に圧倒され初回は三者凡退に抑えられます。

その後も芳沢の“槍投げ”のようなチート級の送球や、高い守備力に阻まれ、なかなか得点の糸口を見出せません。

紫泉學舎は芳沢だけでなく、チーム全体の平均値が高い“まさに強豪校”といった印象でした。

しかし、そんな中でアタルが何か“違和感”を感じ取り始めます。

ハルカゼマウンド6話|伊吹の作戦は“打たせて抑える”

紫泉學舎側は、たまたまゲッツーが続いて得点できていない──と思っていましたが、それこそが伊吹の作戦でした。

凪春の球を“打たせ”、守備で仕留める──つまり「打たせて取る」を前提にした防御戦略だったのです。

前回のホームランすら「結果オーライ」と伊吹が言っていたのも、相手に油断と過信を与えるための布石だったと考えれば納得できます。

紫泉學舎はヒナ高を見下し、点を取れなかった事を「運が悪かった」としか見ていなかったことからも、作戦に見事ハマっていたことがわかります。

ハルカゼマウンド6話|鉄壁の二遊間!漆原&若守の守備力

この作戦を成立させていたのが、凪春の“すべてが変化球”と称される独特な球と、それを支える鉄壁の守備陣です。

漆原と若守による二遊間は圧巻でした。

堅実な守備力を誇る若守、そして今回明かされた漆原の特技──忍者のようなアクロバティックな動きと圧倒的な反射神経を持つ“守備忍者”。

性格の相性こそ悪くても、守備面では抜群の連携を発揮していました。

凪春の“誘導するような投球”と、その先にいる二人の“仕留める守備”が完璧に噛み合っていました。

作戦に気づいた紫泉──打線が変化する?

アタルの進言、そして凪春からわずか2点しか奪えていないという現実から、紫泉學舎はようやく“打たされていた”ことに気づき始めます。

結果、伊吹が作戦は見事にハマり、ここまでは上出来と言えます。

しかし、紫泉がヒナ高の弱点である、 長打狙いに切り替えた場合、果たしてこの作戦は通用し続けるのか?

伊吹もそこまで計算に入れているはずですし、この調子なら外野の守備陣もかなり尖った特技を持っていそうですがどうなるでしょうか?

凪春の“まだ見せていない球”とは?

伊吹は「もう十分、時間は稼いだ」と語り、七回に勝負をかける構えを見せます。

その中で気になるのが、凪春が“まだ使っていない球”の存在。

これは予想ですが、これまではゴロを打たせる球種中心だったとすれば、これからは“空振りを奪う”タイプの決め球が出てくる可能性もあるんじゃないでしょうか?

長打を狙ってくる紫泉を三振に仕留めゲームを終わらせるような”隠し球”が用意されているのかもしれません。

菊永が反撃の鍵に?観客の存在が燃料に

そして、伊吹が七回の攻撃でキーパーソンとして動かそうとしているのが菊永。

観客の増加を伝えると、菊永は「いいね、盛り上がってきたじゃない」と笑顔を見せます。

菊永は第3話で「ファンがいるから輝ける」と語っていたキャラ。観客の存在が彼のエンジンとなり、反撃の起点になってくれるかもしれません。

ハルカゼマウンド6話感想・考察まとめ

第6話では、伊吹の“打たせて取る”作戦によって、格上の紫泉學舎打線を2点に封じることに成功しました。

とはいえ、相手も強豪。作戦を見破られた今、凪春の隠し球やヒナ高打線の爆発が求められます。

伊吹の言う「七回で勝負」に向け、どんな展開が待っているのか──

そして、“輝く菊永”がどんなプレーを見せてくれるのか?

次回も楽しみに待ちたいと思います!

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