前回、本当に面白いアニメ紹介という事で、この「進撃の巨人」を簡単に紹介させてもらいました。
今回は「進撃の巨人をまだ見たことが無いという方」に向けて魅力をネタバレなしで書いていきたいと思います。
進撃の巨人ってどんなアニメ?
進撃の巨人は「諫山創」(いさやまはじめ)先生により、2009年から別冊少年マガジンで連載されたダークファンタジー漫画です。
原作漫画はすでに完結していますが、アニメは2013年から一期が放送され、2023年秋に完結編が放送されました。
あらすじ
この物語の舞台は、圧倒的な力を持つ「巨人」が支配する世界、人類の大半は巨人によって食い尽くされていました。
かろうじて生き延びた人々は、巨人が入ってこれないほど高い3重の壁を作り、その中に街を作ることで100年もの間平和に暮らしていました。
主人公は、3重の壁の一番外側の街、「シガンシナ区」に住む少年「エレン・イェーガー」です。
エレンはこの街で、父「グリシャ」、母「カルラ」そして幼馴染の「ミカサ」と暮らしていました。
しかし、ある日突然50mの壁から頭を出すような、超大型の巨人が現れ壁の扉に穴を開けられます。
これにより街には外から入ってきた巨人が溢れ、エレンは目の前で母親を巨人に捕食されてしまいます。
かろうじて生き延びたエレンは、この世から巨人を駆逐することを心に決め、巨人と戦う兵士になるために訓練兵に志願するのでした。
進撃の巨人の魅力とは?
魅力的なキャラクターたち
進撃の巨人には、主人公のエレンや幼馴染のミカサ、アルミンなどの他にも魅力的なキャラクターが多く登場します。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、主要キャラクターは全員にしっかりスポットがあたり成長していく過程が描かれており、どのキャラクターでも主人公になれるほどの魅力があります。
アニメ映えするかっこいいアクションシーン
進撃の巨人の世界には、巨大な体を持つ巨人に対抗するための兵器として、ワイヤーによって空中を移動できる「立体機動装置」というものがあります。
この立体機動装置を使い、巨人の弱点である「うなじ」をブレードで切り落とすことにより巨人は絶命します。
このワイヤーアクションが漫画では分かりにくかったのですが、アニメでは凄まじいクオリティで作画されており、これだけでも見る価値があるといえます。
圧巻の伏線回収
進撃の巨人という物語は、1話からさり気なく伏線や謎が散りばめられており、物語後半では圧巻の伏線回収が行われます。
一見何気ない場面やセリフが実はとても重要であったりなど、謎が解けたときはなんとも言えない感動を味わえます。
謎が謎を呼ぶ、作り込まれた物語
本作は主人公のエレンが、ただ巨人と戦うバトル漫画ではありません。
第一に、一部のキャラクターを除いて訓練された兵士でも、巨人とは大きな戦力差がありまともに戦うことなど出来ず、バトルとは言えないのですが・・・
進撃の巨人の物語には謎が多く、例えば巨人に追い詰められた人類がどうやって50mもの壁を作ったのか?
そもそも巨人とは一体なんなのか?など、徐々に物語の核心に迫っていくところは激アツです。
漫画では触れにくいテーマ
本作のテーマには「政治の問題」「宗教問題」「戦争」「人種差別」など、現代の世界で問題視されている要素が多く含まれています。
進撃の巨人が海外で流行したのは、このような漫画では触れにくいネガティブな要素が、日本人にはあまり馴染みのない問題でも、海外の方々にとっては印象に残ったからかもしれません。
アニメ「進撃の巨人」どこで見れる?
そんなアニメ進撃の巨人ですが、2023年7月現在ではNetflix・Amazon primeの両方で一期から四期まで全話見ることが出来ます。
また2023年秋に放送される最終話もおそらくNetflix・Amazon primeの両方で配信されると思います。
まとめ
今回はアニメ「進撃の巨人」について書いてみました。
アニメ版ではその圧倒的な神作画により、原作漫画では分かりにくかった動きなどもわかりやすく描かれています。
また、物語も少し難しかった原作漫画に比べて理解しやすくなっていますので、初めての方はアニメから見ることをおすすめします。
また、アニメ版はほぼ原作漫画をベースにしていますが、少しだけカットされたり変更された部分もあります。
興味がありましたら原作漫画も読んでみて、違いを楽しんでみてください。
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